シトルリンとスイカ
基本的には、スイカに含まれている事が有名なシトルリン。
では、スイカ以外には一切含まれていないのかというと、実はそういう事はありません。
他の食べ物にもシトルリンは含まれています。
主にウリ科と呼ばれる物に、シトルリンが含まれているケースが多いようです。
スイカ以外のウリ科の食べ物で、シトルリンが含有しているのは、ヘチマ、メロンです。
ヘチマは普段食する事のほとんどない植物ですが、農業の素人でも栽培する事が難しくない植物で、主に味噌炒めや味噌汁の具などにして食します。
スイカ同様夏の植物なので、スイカを食べるのが困難な人や、コスト面で厳しいという人は、ヘチマで代用する事も可能です。
ただし、100gあたりのシトルリンの含有量は、スイカが180mgなのに対し、ヘチマは57mg、メロンは50mgです。
シトルリンを摂取する目的だけの場合は、ヘチマはそこまで有用ではないといえるでしょう。
この他、「冬瓜」「にがうり」にもシトルリンが含まれていますが、その量は決して多くはありません。
同様に、量は少ないながらもシトルリンが含有されている食料としては、「きゅうり」や「にんにく」が挙げられています。
これらは一年中食べる事ができる食材なので、夏以外にシトルリンを摂取する上では有効といえます。
抗酸化作用
人間の身体には、摂取したり発生したりする事で大きな損失を被る成分というのもあります。
その中でも、特に近年注目されている負の成分は「活性酸素」です。
活性酸素は通常の酸素とは全く異なるもので、人間の身体にとって害悪となる存在です。
体内に大量に活性酸素が発生してしまうと、身体の至る所が酸化し、錆付いてしまいます。
そうなると、身体の動きが思うようにいかなくなったり、肌にシミができたり、といった感じで、非常に多くのマイナス要素が生まれてしまいます。
肌にシミができるのは、メラニンという色素が発生する事が原因ですが、活性酸素が増えると、このメラニンが大量にできてしまうというデメリットもあるのです。
こういった活性酸素が体内で生成される要因は、紫外線にあります。
紫外線を大量に浴びる事で、人間の身体に活性酸素が生まれてしまうのですが、そうとはわかっていても、紫外線を完全にシャットアウトする事は難しいのが実状です。
そのため、対抗策が必要となります。
そこで注目を集めているのが、シトルリンです。
シトルリンには、活性酸素を減少させる効果があります。
そのため、紫外線を浴び過ぎて、体内の活性酸素が増えてしまったという人にはうってつけの成分なのです。
さらに、それだけではなく、シトルリンにはメラニンの生成を抑える作用もあります。
ファンケルのレストアイジェル
ファンケルは数多くの化粧品をリリースしていますが、その中には無添加化粧品が数多くあり、健康面をかなり意識しているメーカーである事を窺わせています。
そんなファンケルは、シトルリンの商品も開発しています。
「レストアイジェル」という商品名で売られているもので、サプリメントの類ではなく、ジェルです。
シトルリンを配合している化粧品というのは珍しく、かなりレアな商品といえます。
ファンケルのレストアイジェルは、アイジェルという商品名からもわかるように、目元に付けるジェルです。
シトルリン以外にも、アロエベラエキスなど、様々な健康面で優れた成分を配合しており、目元のむくみ、クマを取る効果があると言われています。
シトルリンには血流の流れを正常化させ、新陳代謝を良くする働きがあるので、その役割はかなり大きいと思われます。
この商品からもわかるように、シトルリンは食べる事で摂取する以外にも、体内に吸収させる方法がある成分です。
そのため、サプリメントに限定せず、様々な商品に配合される可能性を持っています。
今後は、このような化粧品に配合されるケースというのがどんどん増えていくのではないでしょうか。